代表のメッセージ

吉田 義人

21世紀のサムライよ、ニッポンから世界へ羽ばたけ!!

“セブンズラグビーが2016年リオデジャネイロ五輪からオリンピック競技に決定”
ある日のニュースに遠い日の夢が込み上げてきました。

9歳でラグビーに出逢って以来、恩師との信頼を築きながら心身を鍛え、
負けることの悔しさ、勝つことの喜びを知り、仲間と泣き笑い切磋琢磨して友情を育みました。

前に進まなければならないのに前にパスすることが許されないラグビー独特のジレンマ、
しかし互いの役割を知り、尊敬し生かし合うチームワーク…
私のこれまでの人生の知恵は殆どラグビーで学びました。

日本代表入りしてから、多数のオリンピック選手と交流させて頂き、ラグビー選手にオリンピアンが存在しない当時の私にとって、他競技選手との横の繋がり、誇り高き絆が羨ましく魅力的に映ったものです。

オリンピックが世界中にもたらす感動は比類なく“ラグビーがオリンピック競技だったなら”
そんな儚い夢が過ったのを今でもはっきり覚えています。

そして2020年東京オリンピック開催が決まり盛り上がる最中、新たに生まれるラグビーオリンピアン育成のため、今こそラグビー、そして我が国ニッポンに貢献するための大いなる挑戦として『サムライセブン』を立ち上げました。

これまでのスポーツチームにない新しいスタイルの「教育型スポーツクラブ」として、
ただ強いだけの選手育成ではなく、“文武一道”を掲げています。

学問も武道も取り組みの領分は違うものの、極めれば一本の道で同じ徳となる、
これはラグビーの試合で両チームが戦い抜き勝敗が決まっても最後は敵味方なく双方の健闘を称え合うノーサイドの精神そのものではありませんか。

かつて黒澤明監督の映画『七人の侍』が、コッポラやスピルバーグを魅了し影響を与えたことで、侍スピリットを世界へ発信しました。

セブンズラグビー日本代表はまさに七人の侍が現代のサムライとしての生きざまを見せ、
世界に勇気と感動を与えると信じています。
新時代のスポーツとして劇的に広まっていくでしょう。

これから未来に出逢うサムライセブンの同志たちよ、
21世紀のサムライよ、ニッポンから世界へ大きく羽ばたけ!!

SAMURAI SEVEN代表 吉田 義人